3ヶ月続いた五十肩が、1回の施術で驚くほど改善した事例

■ 患者さんのプロフィール

■ 3ヶ月続く肩の痛みと動きの制限

この方は3ヶ月前から左肩に痛みと動きの制限が出始めました。いわゆる「五十肩（肩関節周囲炎）」の典型的な症状です。

施術前の状態は、とても辛そうで、腕を動かそうとするたびに顔をしかめていらっしゃいました。ご主人も付き添いで来られており、奥様の状態を心配されている様子が伝わってきました。

■ 運動鍼による施術

今回の施術で特に効果的だったのが、「運動鍼」という技法です。

施術の流れ

1. 首肩周りと三角筋部に鍼を刺す

まずは基本的な施術として、首肩周りの緊張を緩め、三角筋部（肩の筋肉）にアプローチします。

2. 座ったまま鍼を刺しながら肩を動かす

ここからが運動鍼の本領発揮です。座った状態で、肩関節周辺に鍼を刺したまま、私がサポートしながらゆっくりと外転動作（腕を横に上げる動き）を行います。

3. 痛みを確認しながら繰り返す

最初は痛みがあるため、私が補助しながら慎重に動かします。何度か外転動作を繰り返すうちに、徐々に可動域が広がっていきます。

4. 結帯動作も同様に

外転動作が改善したら、次は結帯動作（腰の後ろに手を回す動き）も同じように、鍼を刺しながら動かしていきます。

五十肩への施術の様子

写真のように、肩関節周辺に鍼を刺した状態で、患者さんに動いてもらいます。この運動鍼が、劇的な改善の鍵となりました。

■ その場での劇的な変化

運動鍼を繰り返すうちに、驚くべき変化が起こりました。

「こんなに動くようになるなんて！」「もう治らないと思っていました！」と、お二人とも本当に驚かれていました。3ヶ月間、肩が上がらずに辛い思いをされていたので、その場で改善を実感できたことが何よりも嬉しかったです。

■ 施術後の経過

施術から数日後、ご主人から嬉しいご連絡をいただきました。

施術直後だけでなく、その後も継続して改善が進んでいるとのことで、本当に良かったです。

■ なぜ運動鍼が効果的なのか

■ 五十肩でお悩みの方へ

五十肩は、「時間が経てば治る」と言われることもありますが、実際には何ヶ月も、場合によっては1年以上も痛みと動きの制限に悩まされる方が少なくありません。

このような五十肩の症状に対して、当院の運動鍼は非常に効果的です。今回の事例のように、1回の施術で劇的に改善するケースも少なくありません。

■ まとめ

3ヶ月間悩み続けていた五十肩が、運動鍼によってわずか30分で劇的に改善した事例をご紹介しました。

五十肩は、適切な施術を受ければ、驚くほど早く回復することがあります。「もう治らない」と諦めずに、ぜひ一度ご相談ください。

きやま鍼灸治療院では、鹿児島市加治屋町の治療院でも同様の運動鍼を受けていただけます。また、定期的に宮崎県への出張治療も行っております。

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